飛び石とは、走行中にタイヤが道路の石を跳ね上げ、後続の車に向かって飛んでしまうことを指します。
飛び石により車のボディやガラスにあたり、傷がつくケースは少なくありません。安全運転を心掛けていたとしても、不意に石が飛んでくるため避けることは厳しいです。
今回は、飛び石による傷修理についてと、修理を依頼する業者についてご説明いたします。
飛び石で特に傷が付きやすい「ボディ」と「フロントガラス」の修理方法についてご紹介します。
●ボディの傷
ボディに傷が付いた場合、例え小さな傷であってもサビや水垢の原因になることがあるため、早めに対処しましょう。
小さな傷である場合は、タッチペンなどの傷消し剤で消すことも可能です。しかし、使い方を誤ると傷の状態が悪化し、修理費用が高額になってしまうリスクもあるため、技術に自信がない方はプロに依頼することをオススメします。
●フロントガラスの傷
フロントガラスに傷が付いた場合、損傷具合によって「ガラスリペア」か「交換」のどちらかの対応になります。
傷の大きさが500円玉以下であるケースや、ガラスの端から離れた場所に傷がある場合は、基本的に「ガラスリペア」で修理が可能。
500円玉を超える傷や、ガラスの端に近い場所にある傷、長時間放置された傷の場合は「交換」になることが多いです。
飛び石による車の傷修理は主に下記の業者で受け付けています。
●ディーラー
ディーラーでの修理は、自社メーカーの車を熟知したスタッフが対応するので安心感があります。一方で、修理・交換は純正品のみの取り扱いになるため、費用が高額になりやすい点がデメリット。
●整備工場(鈑金・リペア専門店)
町の整備工場では、傷の状態や予算などに合わせて柔軟に対応してもらえることがメリット。ただし、技術や品質はお店によって異なるので、信頼できる業者選びが大切になってきます。
●カーショップ
カーショップは店舗数が多く、数多くの商品から交換部品を選んで対応してくれます。価格も比較的リーズナブルですが、店舗によっては軽微な傷修理にしか対応できないお店もあるので注意しましょう。