エンジンオイルには車の走行性能などコンディションを保つ役割があり、エンジントラブルを防ぐためにも定期的に交換する必要があります。
エンジンオイルの具体的な役割は以下になります。
・エンジンを長持ちさせる「潤滑作用」
・高熱・摩擦を低減する「冷却作用」
・エンジン本来の性能を発揮するための「密封作用」
・汚れを取り除く「清浄作用」
・錆を防いで金属の劣化を防ぐ「防錆作用」
エンジンオイルは車の使用とともに汚れていき、劣化したエンジンオイルを交換せずに走行を続けていると、以下のような症状やトラブルが発生します。
●燃費性能や加速性能が悪くなる
●エンジンから異音や振動が生じる
●車のマフラーからニオイのある白煙が出る
●エンジンの焼き付きが起こる
上記のようにオイルの劣化によりエンジンが故障すると修理費用も高額になるため、定期的なオイル交換は欠かさないようにしましょう。
車種別のオイル交換時期の目安は以下になります。
●ガソリン車 :1万5,000km走行、または1年
●軽自動車 :1万km走行、または6ヵ月
●ターボ車 :5,000km走行、または6ヵ月
●ディーゼル車:1万km走行、または1年
また、シビアコンディション(過酷な状況)での走行が多い場合は、上記よりもオイル交換時期を早める必要があります。