タイヤバーストとは、大きな音とともにタイヤが破裂する現象のこと。
特に高速走行時に起こりやすく、走行中にタイヤバーストが発生すると周囲を巻き込む重大な事故にも繋がりかねません。しかし、運転中にタイヤバーストの予兆を感じ取ることは困難です。
そこで、今回はタイヤバーストの要因と防止策についてご説明いたします。
タイヤバーストに繋がる主な要因は下記になります。
●縁石とタイヤが接触
●道路上の落下物を踏んだ
●タイヤの劣化
タイヤバーストは、外部からの激しい衝撃や空気圧の低下、タイヤの劣化が原因となって発生します。
タイヤバーストの予兆は感じ取りにくいので、定期的にタイヤの状態をチェックすることが大切です。
●タイヤの空気圧チェック
タイヤの空気圧チェックは、タイヤバースト予防のために欠かせません。月1回は点検を行い、常に適切な空気圧を保ちましょう。
●タイヤ交換
タイヤの劣化はタイヤバーストに繋がるため、適切なタイミングで交換しましょう。走行距離3万km程度もしくは3~5年経過した時点が交換の目安となります。
また、タイヤのひび割れや劣化には紫外線や温度などが関係します。そのため、車の保管は直射日光が当たりやすい場所を避けることが大切。日陰や屋内のガレージに停めるか、ボディカバーなどでタイヤを覆うとよいでしょう。